トヨタ史上最高額は確実…GRブランド初のスーパーカー、2020年発売か

自動車 ニューモデル 新型車
GRスーパースポーツ市販モデルの予想CG。トヨタ最高額となることは確実!?
GRスーパースポーツ市販モデルの予想CG。トヨタ最高額となることは確実!? 全 7 枚 拡大写真

トヨタが1月に開催された東京オートサロン2018で初公開した、「GR」ブランド初のスーパーカー『GRスーパースポーツコンセプト』。レーシングカー並みの性能を追究しながらも、市販化を視野に入れた開発をおこなっていると発表されていたが、そのプロジェクトに関する情報を独占入手。なんと2020年にも発売される可能性が高いという。

オートサロンで公開されたコンセプトカーは、WEC(世界耐久選手権)に参戦中のレーシングマシン『TS050』とほぼ同じパーツで構成されたロード・ゴーイング・カーと紹介されていた。スペックの詳細は明かされていないが、V6ツインターボエンジンとレース用のハイブリッドシステム「THS-R」を搭載すると発表。市販版では、2.5リットルV6ツインターボエンジン+THS-Rにより、最高出力は800psから1000psを発揮すると予想される。

コンセプトカーをベースに、扱いやすいスポーツカーを目指し開発を進めているというが、“いかにもWECカー”という出で立ちのまま市販化するのはさすがに無理があるだろう。今回スクープ情報を入手したレスポンスの兄弟サイトSpyder7編集部では、期待を込めたデザイン予想CGを作成した。

フロント部分では、象徴的な突き出したノーズはそのままに、カウルにエッジを効かせ、縦型のLEDデイタイムランニングライトを装備。ヘッドライトは、ボディに合わせ2分割に。サイドは、大きくえぐられた特徴的なラインを活かし、大型エアスクープを備えた。またウィンドウは航空機的なラウンド型から、Aピラーを備えたより実用的であろう形状へと置き換えている。リアウィングは、ボディと一体化させより流線型を強調。それぞれのディティールを市販車的にブラッシュアップしているが、全体のシルエットはコンセプトと共通としながらよりスーパーカーらしさを全面に押し出してみたがいかがだろうか。

市販されるとなれば、同じくレーシングカーのシステムを搭載した「公道仕様のF1」、メルセデス『AMGプロジェクトONE』が直接のライバルとなりそうなGRスーパースポーツ。その価格もスペック同様に弩級となる。世界500台限定のみが販売されたスーパーカー『レクサスLFA』の3750万円を大きく上回り、トヨタ市販モデル史上最高額の7000万円級となることが予想される。販売台数は500台程度に限定されることになるだろう。

ワールドプレミアは2019年、発売は2020年の可能性が濃厚だ。来年のオートサロンでは市販モデルの姿を拝むことができるのか…早くも期待大だ。

◆新エンタメスクープ情報メディア『Spyder7』をチェック!!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 軽オープンスポーツカー、2代目ダイハツ『コペン』が誕生!!
  2. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  3. 「さすが俺達の日産技術陣!」日産の新型EVセダン『N7』にSNS反応、「カッコ良すぎないか」などデザイン評価
  4. ヤマハの125ccスクーター『NMAX 125 Tech MAX』が世界的デザイン賞、ヤマハとしては14年連続受賞
  5. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る