ロールスロイス ファントム 新型、量産第一号車が78万ドルで落札

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ロールスロイス・ファントム新型の量産第一号車
ロールスロイス・ファントム新型の量産第一号車 全 2 枚 拡大写真

ロールスロイスモーターカーズは1月28日、新型『ファントム』の量産第一号車を米国フロリダ州で開催されたオークションにチャリティ目的で出品し、78万ドル(約8490万円)で落札された、と発表した。

ファントムは、ロールスロイスの最上級サルーン。BMWグループ傘下でのロールスロイスとしては、新型ファントムは2世代目モデル。排気量6.75リットルのV型12気筒ガソリンエンジンは、先代の自然吸気から、ツインターボに変更。最大出力は571hpを発生する。トランスミッションはZF製の8速。最大トルク91.8kgmという豊かなトルクは、1700rpmの低回転域から引き出される。

新型ファントムでは、新世代の軽量アルミスペースフレーム構造を採用。剛性を約30%引き上げた。ロールスロイスの優れた乗り心地を表現する「マジックカーペットライド」は、新しい軽量構造と最新のセルフレベリングエアサスペンションによって、さらに向上。サスペンションは、電子制御ショックアブソーバーの調整システムを連続的に変化させるため、毎秒数百万回の計算を行う。

また、フロントガラスにはステレオカメラシステムを装備。カメラからの情報に車体と車輪の加速度、ステアリング入力などのデータを組み合わせ、100km/hまでの領域で積極的にサスペンションを調整。路面や走行状況に応じて、最高の乗り心地を追求する。

この新型ファントムの量産第一号車が1月28日、米国フロリダ州で開催された「ネイプルズ・ウインター・ワイン・フェスティバル」のオークションに、チャリティ目的で出品。78万ドル(約8490円)で落札された。売り上げは、ネイプルズの子ども&教育財団の活動支援に充当される、としている。

《森脇稔》

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