クアルコムが赤字に転落、自動車などの新事業は成長 2017年10‐12月期決算

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クアルコムのC-V2Xコネクテッドカー技術のイメージ(参考画像)
クアルコムのC-V2Xコネクテッドカー技術のイメージ(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

クアルコムは2月1日、2017年10~12月期の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は、60億6800万ドル(約6640億円)。前年同期の59億9900万ドルに対して、1.2%増加した。

一方、2017年10~12月期の最終損益は、59億5300万ドル(約6510億円)の赤字。前年同期の6億8100万ドルの黒字から、赤字に転じた。

大幅な赤字となった要因は、EU(欧州連合)に対して、独占禁止法の制裁金の支払いを行った影響。しかし、自動車といった新分野への進出が、売上増に貢献した。クアルコムのスティーブ・モレンコフCEOは、「5G通信への参入など、将来の成長に向けたロードマップを発表した。クアルコムの製品や技術が、新しい市場を魅了している」と述べている。

《森脇稔》

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