駐車時もトレーラーも、全方位視界良好を目指すデータシステム…ジャパンキャンピングカーショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
データシステムブース(ジャパンキャンピングカーショー2018)
データシステムブース(ジャパンキャンピングカーショー2018) 全 10 枚 拡大写真

車載用電子機器やエアロパーツなどを手がけるデータシステムは、最大180度の水平画角を持つマルチビューカメラ『MVC811』やサイドカメラ『ドルフィン・アイ』を展示。「キャンピングトレーラーなどの死界をクリアする」と伝えていた。

MVC811は、最大180度と垂直120度で、ワイドな視界と多彩な表示が可能に。表示は、ワイドビュー、ノーマルビュー、左右拡大、トップビュー、左右拡大+ワイドビュー、ワイドビュー+トップビューの全6パターン。

「リアに加え、フロントも装着可能なので、クルマの全方位をカバーできるといってもいいほど、広範囲な視界が売り」と担当者。見通しの悪い交差点や狭いスペースへの駐車などで役立つという。

「たとえばコインパーキングから道路に出る場合、フロントに装着したMVC811で、スーパーワイドビューを選んで見ると、ノーマルよりさらに“手前左右”が見えてくる。なので、自転車などもいち早く確認できる」。

また、リアにMVC811を装着すれば、「車止めのない駐車場でトップビューが役立つ」という。

「スーパーマーケットやデパート、キャンプ場などでは、車止めがない駐車場も多い。車止めにタイヤがぶつかるまで後退するという習慣があると、車止めがない駐車場でうっかり壁に当ててしまうこともある。こうした駐車場で、トップビューが見えると、壁との距離感もつかみやすい」。

さらに、ブラインドサイドカメラ「ドルフィン・アイ」については、キャンピングトレーラーなどをけん引する場合に役立つともいう。

「キャンピングトレーラーなどは、自分のクルマよりも車幅が広い場合がある。こうした幅の差も、サイドカメラがキャッチしてくれるので、すれ違いや細い道、駐車場などで役立つ。自分のクルマの車幅感覚で走っていると、トレーラー側の車幅を忘れがち。そんなときに、このサイドカメラが重宝するはず」。

マルチビューカメラ「MVC811」もサイドカメラ「ドルフィン・アイ」も、「取り付け工賃を含めて3万円前後」という。

《レスポンス編集部》

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