トヨタ紡織、開発費増加などで6期ぶりの営業減益 4-12月期決算

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ紡織(イメージ)
トヨタ紡織(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ紡織は2月2日、2017年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比6.3%減の494億円で、6期ぶりの減益となった。

欧州地域などでの生産台数の増加により、売上高は前年同期比3.2%増の1兆330億円で、2期ぶりの増収となった。利益については、増産の影響や合理化などの増益要因はあったが、新製品開発や将来に向けた取り組みのための労務費、経費の増加などにより、営業利益は同6.3%減の494億円、経常利益は同5.4%減の518億円、ともに6期ぶりの減益。四半期純利益は、法人税の減少などで同3.1%増の285億円、3期連続の増益となった。

今期の連結業績見通しは、車種構成の変化などを踏まえて上方修正。売上高は前回予想比400億円の1兆3900億円、営業利益は同30億円増の660億円、経常利益は同50億円増の690億円、純利益は同10億円増の410億円とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. Uber Taxi、埼玉県で初のサービス開始…千葉県でも大幅エリア拡大
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る