集団登校していた児童、後方からのクルマにひき逃げされて負傷

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車線区別のない狭い道路を集団登校のために歩いていた小学生に対し、後ろから来たクルマが接触した。児童2人が負傷したが、クルマは現場から逃走している。

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6日午前7時30分ごろ、栃木県栃木市内の市道を歩いていた集団登校中の小学生に対し、後ろから進行してきたワゴン車が接触する事故が起きた。この事故で児童2人が軽傷を負ったが、クルマは現場から逃走している。

栃木県警・栃木署によると、現場は栃木市千塚町付近で車線区別のない幅員約3.5mの区間。集団登校中の小学生4人は道路右側の路肩を歩いていたところ、後ろから進行してきたワゴン車がこのうち2人に接触した。

この事故で8歳の男児と10歳の女児がひきずられるようにして転倒。手や足などを打撲する軽傷を負った。他の2人にケガはなかったという。クルマはそのまま逃走しており、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

逃げたクルマは黒っぽい色をしていたとみられ、警察では周辺に設置された防犯カメラ映像の分析を進めるなど、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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負傷した児童2人は道路右側の路肩を歩いており、クルマが右に寄った状態で走行していたとみられる。接触であれ、車内ではそれなりの音も響いていたはずで、「気がつかなかった」は通用しないだろう。

《石田真一》

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