疾病原因で死亡か---対向車2台と接触や衝突した乗用車の運転者

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低速で斜行しながら対向車線へ進入してきた乗用車と、対向車2台が接触や衝突する事故が起きた。逸脱側の運転者は病院で死亡したが、疾病による意識喪失が事故原因とみられている。

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6日午前8時25分ごろ、福島県福島市内の県道を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向してきたクルマ2台と次々に衝突する事故が起きた。この事故で乗用車を運転していた男性が死亡したが、疾病原因とみられている。

福島県警・福島署によると、現場は福島市南沢又付近で片側1車線の直線区間。走行中の乗用車は低速で斜行するようにして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた別の乗用車と接触し、さらにその後ろを進行してきた軽乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマが中破。乗用車を運転していた同市内に在住する50歳の男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。衝突した軽乗用車を運転していた同市内に在住する45歳の男性と、接触した乗用車を運転していた同市内に在住する76歳の男性にケガはなかった。

死亡した男性に目立つ外傷は無かった。手前で路肩の縁石に接触していた疑いもあり、警察では疾病原因で運転中に意識を失い、そのまま死亡した可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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死亡した男性は事故の直前に意識を失ったものとみられている。職場で体調に異変を感じ、早退して帰宅する途中に事故が起きたようだ。

《石田真一》

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