凍結路面でスリップ、トラックと衝突した乗用車の2人が死傷

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圧雪アイスバーンの凍結路でスリップした乗用車が対向の大型トラックと正面衝突した。この事故で乗用車に乗っていた高齢の男女が死傷している。

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7日正午ごろ、岩手県一戸町内の国道4号を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車側の2人が死傷している。

岩手県警・二戸署によると、現場は一戸町小繋付近で片側1車線の緩やかなカーブ。乗用車は凍結路面でスリップして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。

衝突によって乗用車は中破。運転していた同町内に在住する81歳の男性は全身強打でまもなく死亡。助手席に同乗していた77歳の女性は頚部などを打撲する軽傷を負った。トラックを運転していた50歳の男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

事故当時、現場の路面は圧雪アイスバーン状態で非常に滑りやすかったという。警察では乗用車側がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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2018年になってから岩手県内で発生した交通事故死亡者の数は早くも15人に達してしまった。これは昨年の同時期よりも7人多いという。事故原因は凍結路面でのスリップが多く、警察では速度の抑制を呼びかけているが、今回の事故は多発している事故のパターンを踏襲してしまったと考えられているようだ。

《石田真一》

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