高齢ドライバー見守りサービスを中古車販売店で提供…オリックス自動車が日産店で

自動車 ビジネス 国内マーケット
あんしん運転 Ever Drive スマートフォン・パソコン画面例
あんしん運転 Ever Drive スマートフォン・パソコン画面例 全 2 枚 拡大写真

オリックス自動車は、日産自動車の正規中古車販売店にて、高齢ドライバー見守りサービス「あんしん運転 Ever Drive」の取り扱いを2月13日より開始した。

昨今、新型車には最新の安全装置が搭載されているが、中古車の安全装備はモデルや車両の年代によって様々。オリックス自動車では、安全装備の有無を問わず、誰もが安全に運転できる環境を備えるため、また特にシニア層の安全運転をサポートすることを目的に「あんしん運転 Ever Drive」を日産の中古車販売店を通じて提案する。

同社では、2006年よりテレマティクス技術を活用した法人向け自動車IoTサービスの提供を開始し、現在約15万台の車両に装着している。その実績とノウハウを生かし、2017年2月に個人向けの運転見守りサービスとして「あんしん運転 Ever Drive」を開発し提供を開始。高齢となった両親の運転を見守りたい子世代の顧客のほか、高齢ドライバー本人や自動車運転に不慣れな家族がいる世帯からも高い関心を得ている。

あんしん運転 Ever Driveは、見守りたいドライバーの車に専用車載機を取り付け、危険な運転挙動や、車両の現在位置、走行軌跡などの運転状況をリアルタイムで可視化。各種データは家族で共有し、いつ、どこで、どんな危険挙動が発生したかを地図上で確認できる。また、過去データから運転時間の推移を比較することで、認知症などによる行動変化にも気づきやすくなる。

今回、中古車販売店にて、車というハード面だけでなく、運転というソフト面でも安全サポートを図ることで、より安心して運転できる環境を構築する。利用料金(税別)は月額2980円で1年契約、以降1か月ごと自動更新。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る