信号待ちバイクを大型クレーン車が直撃、運転していた女性が死亡

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交差点で信号待ちをしていた原付バイクに対し、後ろから進行してきた大型の自走式クレーン車が突っ込んだ。バイク運転者は死亡。警察はクレーン車側の前方不注視が原因とみて、運転者を逮捕している。

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19日午後3時30分ごろ、愛知県半田市内の県道で、信号待ちで停車していた原付バイクに対し、後ろから進行してきた大型の自走式クレーン車が追突する事故が起きた。この事故でバイク運転者が死亡している。

愛知県警・半田署によると、現場は半田市一ノ草町付近で片側1車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。原付バイクは信号待ちのために停車していたが、信号が変わった直後、後方から加速してきた自走式の大型クレーン車に追突されたものとみられる。

この事故でバイクを運転していた同市内に在住する72歳の女性が全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。クレーン車を運転していた名古屋市内に在住する44歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は見通しの良い区間。警察ではクレーン車側の前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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事故の直前、交差点の信号は青へ変わったようだ。信号機だけを注視していたクレーン車の運転者は前方に停車していた(発進が遅れた)バイクの存在を見落としたものとみられている。

《石田真一》

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