登校のために徒歩で横断歩道を渡っていた女児、はねられて軽傷

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小学校へ登校するため、信号機の無い横断歩道を徒歩で渡っていた小学生の女児が軽乗用車にはねられた。警察はクルマの運転者を逮捕。前方不注視を認めているという。

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20日午前7時20分ごろ、静岡県磐田市内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた小学生の女児に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女児は軽傷。警察はクルマの運転者を逮捕している。

静岡県警・磐田署によると、現場は磐田市西貝塚付近で片側1車線の直線区間。丁字路交差点に横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。近くの小学校に登校するため、2人の女児が徒歩で横断歩道を渡っていたところ、このうち1人が左方向から進行してきた軽乗用車にはねられた。

この事故で10歳の女児が打撲などの軽傷。一緒にいた7歳の女児にケガはなかった。クルマを運転していた52歳の女にもケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

警察の聴取に対して女は「前をよく見ていなかった」などと供述しており、警察では前方不注視が原因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は見通しの良い区間となっている。登下校の時間帯には児童の通行も多く、通学路を示す道路標識も立っていた。見通しの良い区間だからこそ、見ているつもりになってしまい、結果として横断する児童を見落としてしまったのかもしれない。

《石田真一》

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