BMWグループ、レベル5の完全自動運転車のプロトタイプを公開…MWC 2018

自動車 テクノロジー ITS
BMW(MWC 2018)
BMW(MWC 2018) 全 11 枚 拡大写真

BMWグループは2月26日、スペインで開幕した世界最大規模の携帯通信関連見本市、「MWC(モバイル・ワールド・コングレス2018)」において、レベル5の完全自動運転車のプロトタイプを初公開した。

現在、米国のSAE(自動車技術者協会)が定めている自動運転のレベルは、0~5まで。最高のレベル5は、ドライバーが運転操作を行わない完全自動運転車となる。また、現時点で実用化されているのは、部分自動運転が可能なレベル3まで。

BMWグループがMWC 2018で初公開したのが、BMW『i3』をベースに開発されたレベル5の完全自動運転車のプロトタイプ。MWC 2018では、このi3を使って、近い将来の実現を目指す完全自動運転車のデモンストレーションを行った。

その内容は、スマートフォンにダウンロードした専用アプリを使うことで、ユーザーの元へ、完全自動運転のi3がやって来るというもの。運転操作が車両任せとなる完全自動運転車なので、移動中の乗員全員が楽しめる新開発のエンターテインメントシステムも搭載している。
3月13日開催 若手技術者応援セミナー【無料】5G×クルマ MWC2018最新報告はこちら。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る