広島県の「PASPY」エリアで、他社カードが使用可に 3月17日から…相互利用は不可

鉄道 企業動向
「PASPY」に加盟している広島高速交通。
「PASPY」に加盟している広島高速交通。 全 1 枚 拡大写真

公益社団法人広島県バス協会と、広島電鉄、広島高速交通、JR西日本の4者は2月27日、ICカード乗車券『PASPY』(パスピー)エリアにおける他エリアのICカード乗車券の利用を、3月17日から開始することを明らかにした。

PASPYは、広島電鉄や広島高速交通など、広島県内で鉄道、バス、フェリー、タクシーを運営する28社が加盟している交通系ICカード乗車券で、その名は、乗車券を意味する「PASS」(パス)と、幸せを意味する「HAPPY」(ハッピー)、速く快適に移動することを表わす「SPEEDY」(スピーディー)を掛け合わせた造語が由来となっている。

JR西日本が発行している『ICOCA』(イコカ)はすでに利用可能となっていたが、3月17日からは、JRグループなどが発行している『Kitaca』(キタカ)、『PASMO』(パスモ)、『Suica』(スイカ)、『manaca』(マナカ)、『TOICA』(トイカ)、『PiTaPa』(ピタパ)、『はやかけん』、『nimoca』(ニモカ)、『SUGOCA』(スゴカ)も利用可能となる。

ただし、相互利用ではないため、PASPYを他エリアで使用することはできない。また、PASPYエリアで他エリアのICカード乗車券を利用した場合、PASPY独自の最大10%割引や乗継割引は適用されない。広島電鉄やバスなどではチャージをすることができる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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