ホンダの米国部門、ホンダノースアメリカは2月28日、米国における四輪車の累計生産台数が2500万台に到達した、と発表した。
ホンダの米国における最初の生産拠点として、1982年に操業を開始したのがオハイオ州のメアリーズビル工場。同工場から1982年11月1日、最初の米国製アコードがラインオフ。ホンダが日本の自動車メーカーとして初めて、米国での現地生産を開始した工場でもある。
ホンダは現在、オハイオ、アラバマ、インディアナの各州にある5つの四輪車工場で計12車種を生産中。オハイオ州やジョージア州などでは、エンジンやトランスミッションも生産している。また、ホンダはこれまで、米国の生産設備に約140億ドルを投資してきた。
累計生産2500万台は、操業開始からおよそ35年で打ち立てた記録。現在、ホンダは米国において、2万人以上を雇用している。