フォルクスワーゲングループは3月5日、スイスで開催したジュネーブモーターショー2018のプレビューイベントにおいて、EV用の充電ロボット「CarLa」を初公開した。
この充電ロボットは、フォルクスワーゲングループとドイツに本拠を置く産業用ロボットメーカー大手のKUKA(クカ)が共同開発したもの。フォルクスワーゲングループはKUKAのロボット技術を導入して、最新の自動運転および自動駐車技術や、EV用テクノロジーを開発している。
両社の協業の最新の成果となるのが、ジュネーブモーターショー2018のプレビューイベントで初公開されたCarLa。完全自動化されたEV用の充電ロボットは、公共インフラと家庭の両方での使用を想定している。
CarLaは、駐車した後、自動的に車両の充電を開始。すでに両社の共同プロジェクトでは、充電に対する課金がどのように迅速かつ簡単に行われるかを検証しており、フォルクスワーゲングループは、CarLaの業界標準化を目指す、としている。