アウディは3月6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、イタルデザインとエアバスのドローンEVプロジェクト、「Pop.Up」に参画すると発表した。
世界の大都市における交通渋滞は激しさを増しており、2030年までには、さらに交通量が増えると予想されている。イタルデザインとエアバスは、Pop.Upを提案し、渋滞の緩和を目指している。
Pop.Upの特徴は、地上と空の両方の輸送手段を備えていること。Pop.Upは道路を走行する際は、2名乗りのEV。激しい渋滞に遭遇した場合、Pop.Upのルーフからドローンが飛び立ち、カプセルに乗った人を目的地へ運ぶ仕組み。空を飛ぶ際は、自動操縦となり、垂直に離発着することができる。
アウディはジュネーブモーターショー2018において、このPop.Upプロジェクトに参画すると発表。アウディはバッテリー技術や自動運転のノウハウを提供し、プロジェクトを支援していく。