ピニンファリーナは3月6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、電動コンセプトカー、『HK GT』を初公開した。
HK GTは、香港に本拠を置くハイブリッド・キネティック・グループと共同開発された1台。ピニンファリーナと同グループとの間では、4番目のコンセプトカーになる。
HK GTは、グランツーリスモを提案するコンセプトカー。モーターやバッテリーなど、電動パワートレーンを採用。また、発電専用として、エンジンなどを搭載するレンジエクステンダーになる。
モーターは最大出力1088hp以上。強力なモーターは4輪にパワーを伝達し、0~100km/h加速2.7秒、最高速350km/hの性能を可能にする。バッテリーは蓄電容量が38kWh。EVモードでは、およそ160kmのゼロエミッション走行を実現する。
HK GTは、3種類のレンジエクステンダーシステムの中から選択。マイクロタービン、水素燃料電池、エンジンの3種類が発電専用となり、バッテリーを充電すると同時に、モーターに電力を供給。これにより、航続を最大1000km以上へ延ばす、としている。