神戸製鋼所、非主力部門の山口副社長が後任社長に昇格

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神戸製鋼所の社長に昇格する山口副社長
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神戸製鋼所は、4月1日付けで辞任を表明していた川崎博也社長兼会長の後任社長に山口貢代表取締役副社長執行役員の昇格を決めたと発表した。

川崎社長兼会長は長年にわたって品質データを改ざんしていた問題の責任を明確化するため、4月1日で社長兼会長を辞任し、6月の定時株主総会で取締役も退任することを決めていた。会長職を廃止することを決めており、後任の社長は後日発表する予定としていた。

山口氏は同社では非主力である機械事業部門長で、今回発覚した品質データを偽装していたアルミ・銅や、同社の主力事業である鉄鋼部門との関係が薄い。

同社では今後、山口氏をリーダーとする新たな経営体制の下、一連の品質問題に対する責任を果たすとともに、信頼をできる限り早期に回復するため、組織体制、企業風土の抜本的改革を進めるとしている。

山口氏は北海道大法学部卒で2011年に執行役員、2013年に常務執行役員、2016年取締役専務執行役員・機械事業部門長、2017年に代表取締役副社長思考役員・機械事業部門長。60歳。

《レスポンス編集部》

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