BMW製の自然吸気V8エンジン搭載最終モデル、モーガン プラス8 に50周年記念車…ジュネーブモーターショー2018

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モーガン・プラス8 50thアニバーサリースペシャルエディション
モーガン・プラス8 50thアニバーサリースペシャルエディション 全 7 枚 拡大写真

英国のモーガンモーターカンパニーは、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、『プラス8』の50周年記念限定車、「プラス8 50thアニバーサリースペシャルエディション」を初公開した。

モーガン社は1908年、ハリーHFSモーガン氏によって英国ウスター州に設立。スポーツカーを少量生産している。プラス8は、1968年から2004年まで生産されていた2シーターのロードスター。2012年春、ジュネーブモーターショー2012では、プラス8が8年ぶりに復活を果たした。

復活したプラス8のハイライトは、エンジン。旧ローバー製に代わる4.8リットルのV型8気筒ガソリンユニットは、BMW製がベースで、最大出力367hpを発生する。スポーツエグゾースト仕様は、最大出力が390hp。車両重量は1100kgに抑えられ、0~100km/h加速4.5秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を持つ。

ジュネーブモーターショー2018で初公開されたのが、プラス8 50thアニバーサリースペシャルエディション。1968年のデビューから50周年を記念し、50台を限定生産する。BMW製の自然吸気4.8リットルV8を積む最後のプラス8になる。

なお、50thアニバーサリースペシャルエディションには、ボディカラーがブルーの「スピードスタースペック」と、ボディカラーが緑の「ブリティッシュレーシンググリーンエディション」の2種類を設定。フロントグリルは、ブルーラッカー仕上げ。モーガンによると、これは最初に量産されたプラス8がモチーフという。また、フロントグリルやエンジンカバーには、イエローのアクセントが添えられている。

《森脇稔》

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