こぼした飲み物に気を取られて急ハンドル、電柱に突っ込む

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金属製のフェンスも設置された中央分離帯を乗り越え、対向車線側へ逸脱してきた大型トレーラーが電柱に衝突した。電柱は根元から倒壊したが、事故に巻き込まれた他車両や歩行者はなかった。

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13日午前7時ごろ、大阪府大阪市西淀川区内の市道を走行していた大型トレーラーが中央分離帯に衝突。これを破壊して対向車線側へ逸脱し、道路右側の電柱に衝突する事故が起きた。トレーラーの運転者が軽傷を負っている。

大阪府警・西淀川署によると、現場は大阪市西淀川区大和田付近で片側2車線の直線区間。走行中の大型トレーラーは急ハンドルを切って金属フェンス付きの中央分離帯に衝突。これを乗り越えて対向車線側へ逸脱するとともに、そのまま道路右側に設置されていた電柱に突っ込んだ。

この事故でトレーラーは中破。運転していた40歳代の男性が足を打撲するなどの軽傷を負った。電柱は衝突の衝撃で根元から倒壊したが、事故に巻き込まれた他車両や歩行者はなかった。

警察の聴取に対して運転者は「ペットボトルの飲み物をこぼし、それに気を取られてハンドル操作を誤ってしまった」などと供述しているようだ。警察では運転操作の誤りが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は交通量の多い区間。大型車が関係するだけに規模の大きな事故となってしまったが、事故当時は朝のラッシュに差し掛かっていたにもかかわらず、他の車両や歩行者を巻き込まずに済んだのは不幸中の幸いだった。事故は運転中に飲んでいたペットボトル飲料をこぼしたことに気を取られ、これを原因としてハンドル操作を誤ったことで発生してしまったようだ。

《石田真一》

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