ゆりかもめが送電障害による運行停止 復旧の見通したたず

鉄道 企業動向
運行停止を告げる新橋駅(14日・港区)
運行停止を告げる新橋駅(14日・港区) 全 2 枚 拡大写真

コンピューター制御で無人運転を行っている東京都の新交通システム「ゆりかもめ」が14日14時42分から運行を停止している。送電障害による停電による運行停止だ。

運転を見合わせているのは、新橋駅(港区)~同江東区の有明駅(江東区)までの約7km。上下線共に停止。停車から約80分後の16時過ぎから、残りの区間である有明駅~豊洲駅(江東区)で10分間隔で折り返し運転で一部運行を続けている。

障害の詳しい原因はわかっていないが、港区台場のお台場海浜公園駅付近の下り線レインボーブリッジ接続部分で列車に電力を供給する電車線の異常が発生し、自動的に送電が遮断された。

当時、運行休止区間にあった列車は、すべて最寄駅に到着している。乗客は駅ホームから振替輸送などを利用した。列車内に取り残された利用者はいない。

また、JR東日本や東京臨海高速鉄道のりんかい線が振替輸送が代替しているため、帰宅時間を迎えたが駅構内や周辺に目立った混乱は起きていない。

運行会社の「ゆりかもめ」は原因を特定して、できるだけ早い復旧を目指して作業を行っているが、19時時点で復旧の見通しはたっていない。「ご迷惑をおかけしていることをおわび申し上げます」(総務課)と、コメントしている。

《中島みなみ》

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