ファミリーカーにもMOTULクオリティを…IAAE 2018

自動車 ビジネス 国内マーケット
MOTUL(IAAE 2018)
MOTUL(IAAE 2018) 全 8 枚 拡大写真

IAAEといえば街の整備工場や車両・中古車販売店に向けた見本市。そこにモータースポーツ向けのハイスペックオイルで有名なMOTULが今回初出展していた。ブース担当者に話を聞いてみた。

MOTULは、これまでは直販や大手量販店、メーカーワークスや大手チューニングショップといったビジネスがメインだった。競技用では国内外のレース用オイルのブランドとして定着しており、性能も値段も補修部品レベルのオイルとは一線を画していた。

しかし、多様化する自動車業界において、ハイブリッド車やファミリーカー向けの市場にも積極的に展開していく必要があるとして、幅広い製品ラインナップに加え、民間車検場やボディショップなどにも販路を拡大していく考えだという。

ハイブリッド車やエコカー向けのJ-01シリーズ、輸入車向けの8100シリーズなどにも力をいれていく。

整備工場向けには、バイオ系の溶剤を使った部品洗浄システム(バイオサークル)の展示も行われていた。MOTULの製品ではなく、ドイツの製品だ。ケロシンや溶剤を使わないのでオイルや溶剤のにおいはせず、手荒れも少ない。専用の洗浄剤は微生物が入っており、有機系の油を分解するようになっている。そのため洗浄剤のリサイクルが可能で廃液もでない。

最近では女性の整備工も増えている。こういう製品のニーズも高まる可能性がある。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る