信号機が変わるタイミングを表示、アウディと信号機の通信サービス…米国で拡大展開

自動車 テクノロジー ネット
信号機が変わるタイミングを表示、アウディと信号機の通信サービス…米国で拡大展開
信号機が変わるタイミングを表示、アウディと信号機の通信サービス…米国で拡大展開 全 3 枚 拡大写真
アウディは3月14日、「トラフィック・ライト・インフォメーション」を米国で拡大展開すると発表した。

トラフィック・ライト・インフォメーションは、「V2I」(車両対インフラストラクチャー)サービスのひとつ。アウディの一部車両に、信号機に関する情報を表示。ドライバーに信号機が赤から緑に変わるタイミングを事前に知らせることで、これまで以上にリラックスして効率的な運転ができることを目指す。

「アウディコネクト」を搭載した米国向け『A4』と『Q7』全車に、トラフィック・ライト・インフォメーションを採用。交通管制センターが、信号機データをアウディのプロジェクトパートナーの「トラフィックテクノロジーサービシス(TTS)」に提供。TTSはデータを処理して、4G/LTEといった高速インターネットサービス経由で、リアルタイムでアウディのオンボードコンピュータに情報を送信する。

トラフィック・ライト・インフォメーションのV2Iコンポーネントの機能は、「Time-to-Green」と命名。アウディバーチャルコクピットやヘッドアップディスプレイを介して、制限速度内で走行した場合に、信号が緑になるかどうかを確認できる。信号が緑に変わらない場合は、緑に変わるまでの時間がカウントダウンされるため、ドライバーはあらかじめアクセルを緩めてスピードを調整することが可能。

今回アウディは、ネバダ州のラスベガスに続いて、首都ワシントンにトラフィック・ライト・インフォメーションを拡大展開すると発表。アウディは、開発の到達点には自動運転も視野に入っている、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  3. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  4. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  5. 『GRヤリス』の空力&冷却性能を約50万円で大幅進化!「Aero performance package」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る