VWのEVレーサー、ティザーイメージ…パイクスピーク2018

エコカー EV
フォルクスワーゲンがパイクスピーク国際ヒルクライムに投入するEVレーシングカーのティザーイメージ
フォルクスワーゲンがパイクスピーク国際ヒルクライムに投入するEVレーシングカーのティザーイメージ 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは、米国で6月に開催されるパイクスピーク国際ヒルクライムに参戦するEVレーシングカーのティザーイメージを公開した。

フォルクスワーゲンは1987年以来、31年ぶりにパイクスピーク国際ヒルクライムにワークス体制で参戦する計画。新開発のEVレーシングカーを投入し、2016年にリース・ミレン選手が打ち立てたEVによる最速記録、8分57秒118の更新を狙う。

この新型EVレーシングカーのドライバーには、ロマン・デュマ選手を起用。同選手は、ポルシェのワークスドライバーとして、2016年のルマン24時間耐久レースで総合優勝。また、パイクスピーク国際ヒルクライムでは2014年、2016~2017年と、3度の栄冠を手にしている。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで、1916年から開催されており、世界で最も過酷なヒルクライムレースとして知られる。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。標高はスタート地点が2860mで、ゴール地点が4300m。標高差1440m、コーナー数156。内燃機関で駆動する車両は、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、内燃機関搭載車ではパワーが約30%ダウンする。

フォルクスワーゲンは今回、パイクスピーク国際ヒルクライムに参戦するEVレーシングカーのティザーイメージを公開。エアロダイナミクス性能が追求されたフロントノーズのデザインを紹介している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る