VW、ドイツに安全センター…自動ブレーキなど先進運転支援をテスト

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VWのドイツ安全センター
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フォルクスワーゲンは、ドイツ・ヴォルフスブルクに新たな安全センターを開所した、と発表した。

この安全センターは、1988年に稼働した衝突テスト施設に隣接して建設。地上3階建ての安全センターは、既存の施設と合わせて、およそ8000平方mの広さを備える。フォルクスワーゲンはこの安全センターに、車両の安全に関する専門知識を集約する。

安全センターの主な目的は、普及が進みつつある先進運転支援システム(ADAS)のテストを実施すること。例えば、先進運転支援システムのひとつ、緊急時の自動ブレーキのテストが行える。

現実の事故を想定し、テスト車両は80km/hまで加速。そして、衝突直前に急ブレーキをかけ、自動ブレーキの性能を実証する。車両重量は最大3トン、速度は最大100km/hまでのテストを可能にした。

フォルクスワーゲンは、最先端の衝突テスト施設によって、横方向および縦方向の両方の車体の動きをシミュレートすることが初めて可能になった、としている。

《森脇稔》

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