ネコを避けようとして電柱衝突? 運転の警官からアルコール分を検出

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大阪府内で非番日にクルマを運転していた警官が電柱に衝突する事故を起こした。本人は「ネコを避けようとした」と供述しているが、呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出している。

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19日午前4時30分ごろ、大阪府羽曳野市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱し、電柱に衝突する事故が起きた。クルマを運転していた警官の男は酒気帯び状態で、警察は飲酒運転の現行犯で逮捕している。

大阪府警・羽曳野署によると、現場は羽曳野市南恵我之荘6丁目付近で幅員約3.5mの直線区間。乗用車は走行中に路外へ逸脱し、速度を保ったまま道路左側の電柱へ衝突した。

衝突によって電柱は倒壊。クルマを運転していたのは南堺署の地域課に所属する32歳の巡査長の男で、呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男は「18日(前夜)の午後9時ごろから知人宅で焼酎ロックを4杯ほど飲んだ。飛び出してきたネコを避けようと急ハンドルを切ったらぶつかった」などと供述しているようだ。事故当日は非番だったという。警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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「焼酎のロック4杯ほど飲んだ」と供述しているようだが、運転する何時間前までに飲んだのかは明らかにされていない。焼酎のロックも、アルコールの量としてはピンからキリまであるが、いずれにしても短時間に分解されるものではないので、酒気帯び状態を認識していたかどうかが問われることになるだろう。

《石田真一》

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