ヤマハ、電動トライアル TY-E で世界選手権へ初参戦…東京モーターサイクルショー2018
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ヤマハ発動機販売の石井謙司社長は東京モーターサイクルショーのプレスカンファレンスで「ヤマハ発動機よりTY-Eで電動トレイアルの世界選手権『2018FIMトライアル世界選手権トライアルEクラス』に初参戦する」と明らかにした。
また「ライダーは全日本トライアル選手権IAスーパークラスで活躍中の黒山健一選手がヤマハファクトリーレーシングチームからエントリーする」とも述べた。ヤマハは7月14-15日にフランス・オロン、7月21-22日にベルギー・コンブレンオーポンでそれぞれお行われるトライアル世界選手権にTY-Eで参戦する。
石井社長はTY-Eについて「このモデルはEV開発上の課題とされている電動コンポーネントの高出力、小型軽量化と、意のままに操れる運転のしやすさに果敢に取り組んで、ガソリンエンジンモデルにも引けをとらない性能の獲得を果たした」と解説した。ただTY-Eのスペックの詳細は明らかにしていない。
なおヤマハは3月24、25日の両日、東京モーターサイクルショー屋外イベント会場のトライアルデモンストレーションの場でTY-Eのパフォーマンス走行を行うとしている。
《小松哲也》