街灯はあっても見通し悪い区間、徒歩で横断の高齢男性はねられ死亡

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横断歩道や信号機の設置されていない道路を徒歩で横断していた高齢男性が軽乗用車にはねられた。男性は収容先の病院で死亡している。

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24日午後7時30分ごろ、長崎県新上五島町内の国道384号で、徒歩で道路を横断していた高齢男性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

長崎県警・新上五島署によると、現場は新上五島町荒川郷付近で片側1車線の緩やかなカーブ。横断歩道や信号機は設置されていない。84歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

男性は頭部などを強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく約3時間後に死亡した。クルマを運転していた71歳の女性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は街灯が設置されているものの、夜間の見通しは悪い区間。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場には街灯が設置されているものの、その数は十分とはいえず、夜間の見通しは悪かったという。クルマにはねられたのは高齢男性だったが、事故を起こしたクルマを運転していたのも高齢女性で、双方とも高齢者が関係する事故となった。

《石田真一》

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