BMWはジュネーブモーターショー2018で4ドアの『M8グランクーペ』を初公開したばかりだが、現在開発が最終段階となっている2ドア版の『M8クーペ』最新プロトタイプをスクープした。
未だ重いカモフラージュに包まれているが、スポーティなLEDデイタイムランニングライトやハニカムメッシュのエアインテーク、クワッドエキゾーストパイプは「グランクーペ」と同じデザインであることがわかる。またテールライトには、OLED(有機LED)の採用も噂されている。
『8シリーズ』の頂点に君臨するM8は、現在「FIA WEC」に参戦するレーシングカーの『M8 GTE』、及びジュネーブモーターショー公開された4ドアのグランクーペが存在しているが、2018年秋にはM8クーペ、2019年にM8カブリオレの公開を予定しており、全4バージョンのラインアップとなる。
今回捉えた最新開発車両は、ミシュランの265/40 R19タイヤを履いており、カーボンセラミックブレーキを装備していた。パワートレインは、『M5』に搭載されている4.4リットルV型8気筒エンジンをブーストアップし、最高出力は625psへ高められると予想される。また頂点には「xDrive」を搭載する6.6リットルV12型スーパーチャージドエンジンも噂されている。