都内主要バイク駐車場を網羅したハンドブック無料配布中...東京都道路整備保全公社

モーターサイクル 企業動向
東京都道路整備保全公社が無料配布する『都内オートバイ駐車場MAP2018』
東京都道路整備保全公社が無料配布する『都内オートバイ駐車場MAP2018』 全 1 枚 拡大写真

「バイク駐車場なら、これで探して下さい」

東京都心の警察署が、駐車場探しで困惑するライダーに手渡すハンドブックとしても知られる『都内オートバイ駐車場MAP2018』。各所で無料配布中だ。

インターネットに押され気味の紙媒体だが、その手軽さが支持されて12年目。掲載情報も37場から15倍に増えて、全286ページ。今年も約3万部が用意された。

23の特別区、八王子市など22の市と奥多摩町の46地域、546場を網羅。例えば「新宿」のページを開くと、JR新宿駅を中心にした周辺地区のバイク駐車場が一目でわかるように地図上で記されている。

製作は東京都の指定管理者でもある「東京都道路整備保全公社」。

「ロードマップではないので、全体を通した連続性はないが、主要なエリアのバイク駐車場は、すぐにわかるようになっている。駐車場は知らないと使えないので、ぜひ活用してほしい」(橋詰顕管理課長)

整備保全公社は、バイク駐車関連では、2004年に六本木に大規模な専用駐車場を開設して以来、自ら駐車場管理・運営も行う。民間経営者に整備助成も行っている。

『都内オートバイ駐車場MAP2018』の入手は、23区の区役所の交通対策担当部(環境まちづくり、土木管理など名称は各区で違う)、警視庁の警察署、日本二輪車普及安全協会、東京オートバイ協同組合などに送られ、一般ライダーの入手が可能だ。

また、掲載の駐車場情報は同公社が運営するウェブサイト『S-PARK』でも検索することができる。

「2017年にクラウドサービスに切り替え、グーグルマップを採用。ストリートビューで駐車場を現地を確認したり、ルート案内機能も使える」(前同・橋詰課長)

ある程度地理がわかり、地図を見慣れたベテランライダーには紙媒体、スマホなどアクセスしながら運転できるライダーにはインターネットと、両方の活用を勧める。バイク違法駐車摘発件数で全国最多を続ける東京都で駐車するライダー必携だ。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る