ZMPは3月29日、最大150m、水平100°を検出できる自動運転用ステレオカメラ「RoboVision3」の出荷を開始した。
新製品は、最大150m、水平100°と、これまでにない距離と視野のセンシングができる自動運転用ステレオカメラ。従来難しかった交差点右折時の遠方からの対向車の検出や、交差点右左折時の歩行者や車両などの広範囲な検出が可能だ。
イメージセンサには、最新のソニー製車載向け高感度CMOSイメージセンサ「IMX390」を採用。HDRとLED信号のフリッカー抑制の同時処理が可能で、ADAS・自動運転で重要な認識や判断機能の大幅な向上が期待できる。出力は、視差画像とポイントクラウドに対応。ポイントクラウドを用いて、自己位置推定や動体検出、さらには機械学習やディープラーニングによる検出結果の認識などに活用できる。
価格(税別)は270万円。