ポルシェ 911 GT3RS に軽量仕様の「ヴァイザッハ パッケージ」…ニューヨークモーターショー2018

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ポルシェ911GT3 RS改良新型のヴァイザッハ・パッケージ(ニューヨークモーターショー2018)
ポルシェ911GT3 RS改良新型のヴァイザッハ・パッケージ(ニューヨークモーターショー2018) 全 17 枚 拡大写真

ポルシェは、米国で開幕したニューヨークモーターショー2018において、改良新型『911GT3 RS』の「ヴァイザッハ・パッケージ」を初公開した。

ヴァイザッハとは、ドイツのポルシェの開発センターが立地する場所。すべてのポルシェ車の生まれ故郷であり、デザインスタジオ、プロトタイプ開発、風洞、各種テスト装置など、初期の設計段階における全コンポーネントがそろう。専用テストコースも隣接し、市販車からレーシングカーまで、あらゆるポルシェのパフォーマンスが試される。

改良新型911GT3 RSのヴァイザッハ・パッケージでは、ポルシェのモータースポーツ部門が、さらなる軽量化を推進。このパッケージでは、シャシー、インテリア、エクステリアに、カーボンファイバー製部品が採用される。マグネシウムホイールも用意。このパッケージを装着した場合、改良新型911GT3 RSの車重は1430kgまで軽量化される。

さらに、改良新型911GT3 RSには、無償オプションとして「クラブスポーツ・パッケージ」も設定。このパッケージには、ロールオーバーバー、手動式の消火器、バッテリー切断スイッチ用アダプター、6点式シートベルトと、サーキット走行向けのアイテムがセットされている。

自然吸気の4.0リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンは、最大出力を500hpから520hpへ、20hp向上。このエンジンは、9000rpmという高回転域まで回り、ポルシェの自然吸気エンジンとして、最高のパワーを獲得した。トランスミッションは専用チューンの7速PDK。改良新型911GT3 RSは、0~100km/h加速が3.2秒と、従来の3.3秒から0.1秒短縮。最高速は312km/hと、従来の310km/hから2km/h引き上げている。

《森脇稔》

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