アウディ、リースの顧客に返却保証を導入…ディーゼル車の乗り入れ禁止に対応

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アウディA4アバント(参考画像)
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アウディは3月29日、旧型ディーゼル車の顧客がアウディの最新エコカーに乗り換えた際の補助金支給を6月末まで延長すると同時に、ディーゼル車を新規にリースした顧客に、車両の返却保証を導入すると欧州で発表した。

これは、排気ガスに含まれるNOX(窒素酸化物)を、迅速かつ持続的に削減するのが狙い。ユーロ1~4のディーゼル車の顧客が、排ガス性能の高いユーロ6エンジン車、プラグインハイブリッド車(PHV)、天然ガス車に乗り換えるのを支援する。

補助金の額は、新車のカテゴリーに応じて、3000~1万ユーロ(約130万円)まで。プラグインハイブリッド車(PHV)の「e-tron」に代替する顧客の場合、条件を満たせばドイツ政府の環境ボーナスが上乗せされる。

今回アウディは、この補助金支給を6月末まで延長すると同時に、4月1日から6月末までにディーゼル車を新規にリース契約した顧客に、車両の返却保証を導入すると発表。リース契約期間中、自治体が大気汚染防止のためにディーゼル車の乗り入れを禁止した場合、顧客はリース契約を打ち切り、車両をアウディに返却できる。

なお、車両を返却できるのは、ディーゼル車の乗り入れが禁止された市町村が、車両所有者の居住地または事業所から、半径100km以内にあることが条件になる、としている。

《森脇稔》

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