鉄道でのハンドル形電動車椅子の利用、要件を大幅緩和 国交省

自動車 ニューモデル モビリティ

国土交通省はハンドル形電動車椅子で鉄道を利用する際の要件を4月1日に大幅に緩和した。

ハンドル形電動車椅子で鉄道を利用する際の要件で、現行「補装具費支給制度」または「介護保険制度」により、ハンドル形電動車椅子を給付または貸与された人となっている人的要件を廃止する。

構造要件(デッキ付き車両に乗車する場合)は現行、基本寸法、直角路走行性能、180度の旋回に必要な回転半径、取って、クラッチ、速度6km/h以下で2km/h以下の設定が可能、鋭利な突起物がないという7つを設定している。これを基本寸法、回転性能(直角路走行性能、回転半径)だけに緩和する。また、デッキ付き車両の客室内の利用を前提とする場合の要件だが、希望に応じて多目的室の利用も可能とする。

ハンドル形電動車椅子の利用可能な車両については、東海道・山陽新幹線N700系と同程度以上の客室内の車椅子スペース、車椅子対応トイレ、通路幅を有する車両は、客室内の車椅子スペースの利用を可能とする。多目的室の利用も可能。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る