日産自動車の米国法人、北米日産は、米国で開催中のニューヨークモーターショー2018で初公開した新型『アルティマ』の半数以上のグレードに、「プロパイロット」を標準装備すると発表した。
プロパイロットは、高速道路の単一車線での自動運転技術。渋滞走行と、長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーの負担を軽減する。
プロパイロットは、ステアリングスイッチの操作により、簡単にシステムを起動・設定することが可能。道路と交通状況を把握し、ステアリングを正確に制御して人間が運転している感覚に近い自然な走行を追求している。
新型アルティマには、下から「S」、「SR」、「SV」、「SL」、「Platinum」の5グレードを設定。このうち、SV、SL、Platinumの3グレードに、プロパイロットを標準装備する。半数以上のグレードに、プロパイロットが標準装備となる。
日産は自動運転技術を、「ニッサン インテリジェント モビリティ」のひとつに位置付け。米国市場においても、普及に力を入れていく。
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