国道の合流で乗用車とバイクが衝突、ライダーが死亡

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二つの国道が合流する交通量の多い区間で、同方向へ進行していた原付バイクと乗用車が衝突する事故が起きた。この事故でバイクが転倒し、運転していた男性が死亡している。

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7日午後9時30分ごろ、広島県広島市安佐南区内の国道54号を同方向へ走行していた原付バイクと乗用車が衝突する事故が起きた。この事故でバイク運転者の男性が収容先の病院で死亡している。

広島県警・安佐南署によると、現場は広島市安佐南区緑井1丁目付近で片側3車線の緩やかなカーブ。国道54号と183号の合流区間となっている。乗用車は国道183号からのランプウェイを兼ねている第1車線を走行。国道54号からの第2車線へ車線変更しようとしたところ、第2車線を同方向へ走行していた原付バイクと衝突した。

衝突によってバイクは転倒。運転していた同区内に在住する47歳の男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡。クルマを運転していた45歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は道路照明も設置されており、夜間でも見通しが良い区間。警察では乗用車側がバイクの存在を見通したまま、車線変更した可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は国道54号の本線に対し、左方向から国道183号の1車線が合流してくる形状となっている。乗用車はバイクの存在に気づかず、バイクの進路を塞ぐような状態で衝突したものとみられており、後方の確認が不足していたようだ。

《石田真一》

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