【INDYCAR 第3戦】アレクサンダー・ロッシが伝統のロングビーチで快走、今季初勝利…佐藤琢磨は好走見せるも21位

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アレクサンダー・ロッシが圧勝、今季初優勝を飾った。
アレクサンダー・ロッシが圧勝、今季初優勝を飾った。 全 8 枚 拡大写真

インディカー・シリーズ第3戦決勝が現地15日、米カリフォルニア州のロングビーチ市街地コースで実施され、アレクサンダー・ロッシが完璧な内容で今季初優勝を達成した。佐藤琢磨は決勝前半で好走を見せ上位に浮上したのだが、不運な接触があり最終結果は21位だった。

【画像全8枚】

通算44回目を迎えた北米伝統のレース“ロングビーチGP”、ポールポジションを獲得したのはアレクサンダー・ロッシ(#27 Andretti Autosport/エンジンはホンダ)だった。佐藤琢磨(#30 Rahal Letterman Lanigan Racing/ホンダ)にとっては2013年にインディカー初優勝を飾っているレースだが、他車に進路を阻まれるなどの不運もあり、予選参加24台中22位と厳しい出足に。

決勝レース、ロッシはポール発進からほぼ完全にレースを支配して勝利した。2番手以降ではチャンピオン経験のある有力ドライバーたちもアクシデントやペナルティで結構なドタバタを演じていたのだが、それらを尻目にロッシはピットインによる後退時以外は実質の先頭を譲らずに快走し続ける。終盤こそウィル・パワー(#12 Team Penske/シボレー)が接近したものの、これもロッシの勝利を脅かす要素にはなり得なかった。

#27 ロッシのコメント
「自分は北カリフォルニアの出身なので、ロングビーチは本当の意味でのホームレースとはいえないけれど、家族や多くの友人たちが応援に来てくれたことと、大勢のファンが暖かく迎えてくれたことにより、ホームレースのように感じることができたよ。このレースが長く続いているのは、そうした素晴らしい雰囲気を備えているからなのだろうね。ロングビーチのダウンタウンに来てレースができるだけでも幸せだ。今日はそこで優勝することもでき、本当に嬉しくて仕方ないよ。自分にとって、長く記憶に残る勝利となるのは間違いない。たくさんのファンが自分たちの勝利を目撃してくれたことも喜びたいと思う」

現在26歳のロッシは、新人だった2016年の第100回インディ500での勝利がインディカー・シリーズにおける初優勝だった。昨季もシリーズ戦で1勝しており、通算勝利数は今回で3勝目。今季は開幕から3位、3位、優勝と好調をキープ、これでシリーズポイントリーダーに浮上している。

2位は#12 パワー。3~6位にはホンダ勢が並び、優勝のロッシを含めてホンダはトップ6のうち5台を占めた。昨年のシリーズチャンピオンで、前戦ウイナーのジョセフ・ニューガーデン(#1 Team Penske/シボレー)が7位。

決勝3~6位は以下の通り。
3位 エド・ジョーンズ(#10 Chip Ganassi Racing/ホンダ)
4位 ザック・ヴィーチ(#26 Andretti Autosport/ホンダ)
5位 グレアム・レイホール(#15 Rahal Letterman Lanigan Racing/ホンダ)
6位 マルコ・アンドレッティ(#98 Andretti Herta Autosport w/Curb-Agajanian/ホンダ)

琢磨は決勝レースでは着々と順位を上げていき、レース前半のうちにトップ10圏内へ。しかし、中盤にあったフルコースコーション明けのリスタート周、直前を走るライアン・ハンターレイ(#28 Andretti Autosport/ホンダ)がコーナリングミスしたところで接触してしまう格好になり、マシン修復の緊急ピットが必要な状況に陥る。最終結果は21位だった。

#30 佐藤琢磨のコメント
「難しいレースでしたが、エキサイティングな戦いができたと思います。作戦も大事だけどオーバーテイク可能なマシンとすることの方が大事だとチームと話し、セットアップを変更してレースに臨みました。その狙い通りになって、1台ずつパスして行くレースを戦えました」

「リスタートの後にライアン・ハンターレイがターン5でバランスを崩して大きくスライドしました。彼のマシンがその直後にグリップを復活させて僕のラインに戻って来たため、何とか避けようとしたのですが、残念ながら彼のマシンと接触、フロントサスペンションが壊れてピットでの修理が必要となってしまいました」

「あのまま走れていたら表彰台に上がることも可能だったでしょうから、本当に残念ですね。今日のレースは目指す結果にはつながりませんでした。しかし、そこに至るまでに力強い走りができたことをポジティブに捉え、次戦に臨みたいと思います」

結果が伴わないレースが続いてしまっている琢磨だが、内容は順位ほどわるいわけではない。連覇を目指すインディ500が開催される5月に向け、とにかく流れを好転させていきたいところだ。

4月の3連戦最終レースとなる第4戦は次週末、現地22日決勝の日程で、アラバマ州にあるロードコース「バーバー・モータースポーツパーク」にて開催される。
超高級車ブランド、メルセデスマイバッハは、北京モーターショー2018において、ワールドプレミア…

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  2. フィアット『トポリーノ』、「スポーツ スペシャルエディション」欧州発表…1958年の伝説的モデルに着想
  3. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  4. スズキ『アルトワークス』復活なるか!? 軽スポーツ復権への期待
  5. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】「広い・速い・安い」この万能PHEVに弱点はないのか? 300kmを走り検証した
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る