道路脇に設置された石灯籠が接触事故で倒壊、歩行者を直撃 | レスポンス(Response.jp)

道路脇に設置された石灯籠が接触事故で倒壊、歩行者を直撃

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歩道内に設置されていた石灯籠に対し、バス停に止まろうとしていた路線バスのサイドミラーが接触。その弾みで灯籠の上部が倒壊する事故が起きた。この事故で歩行者が巻き込まれ、死亡している。

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14日午前9時55分ごろ、三重県伊勢市内の県道を走行していた路線バスがバス停に停車しようとした際、道路脇に設置されていた石灯籠に接触。これが倒壊して歩行者の男性を直撃する事故が起きた。男性は死亡している。

三重県警・伊勢署によると、現場は伊勢市楠部町付近で片側1車線の直線区間。大型路線バスは道路左側のバス停に止まろうとした際、道路左側の歩道内に設置されていた石灯籠(高さ約2.5m)にサイドミラーが接触。灯篭上部が引きずられるように落下し、歩道を歩いていた81歳の男性を直撃した。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。バスの乗客乗員11人にケガはなく、警察は運転していた45歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は「御幸道路」と呼ばれ、伊勢神宮の内宮と外宮を結んでいる。石灯籠は1955年ごろに寄付によって約350基が設置され、近年では経年劣化が進んでいた。警察の聴取に対してバスの運転者は「灯籠があることはわかっていたが、距離感を誤って接触させてしまった」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場となった道路は、伊勢神宮に天皇・皇后両陛下が参拝する際のアクセスルートとして使われる。灯籠が並ぶ様子は外国からの観光客にも「インスタ映えする」と人気だ。今回の事故で倒壊した灯籠は車両接触で倒壊しているが、灯籠は石を積み重ねただけで接合されていない。

《石田真一》

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