当世就職希望ランキング…首位は日航、トヨタが5位に急浮上、日産とスバルは後退[新聞ウォッチ]
自動車 ビジネス 企業動向

2018年4月17日付
●日中自由貿易強化で一致、8年ぶり経済対話(読売・1面)
●主要100社アンケート、優秀な学生争奪戦(読売・11面)
●国内SUV市場乗り込む海外勢、「都市型」の新車次々(朝日・6面)
●取りやすいバス・タクシー免許へ、普通免許取得1年以上で受験資格検察庁検討(朝日・34面)
●ニュータウンで自動運転、国交省が実証実験へ、生活道での課題探る(産経・10面)
●資本関係見直し検討、日産・ルノー22年までに(日経・1面)
●就職希望ランキング、メガバンク人気陰り(日経・3面)
●パナマでトヨタ車販売、伊藤忠、現地代理店を買収(日経・13面)
●バイク定額期間前倒し、NEXCO東など、GWに照準、エリアも拡大(日経・25面)
●交通事故死者は84人、春の交通安全期間(日経・31面)
ひとくちコメント
2019年卒業予定の学生を対象にした就職希望企業の人気ランキングは、当世学生気質を読み取れることでも興味深い。就職支援大手のディスコが発表した調査結果をきょうの日経などが取り上げている。
それによると、最も就職したい企業は前年4位の日本航空がトップ、2位は前年7位の総合商社の伊藤忠商事で、3位は前年同様の全日本空輸で、航空大手2社が上位を占めた。日航が経営破たんしたのは2010年のことだが、人気アイドルグループ「嵐」を使ったテレビCMなど広告宣伝が浸透していることもあり、業績の回復とともに、学生の間でも高いブランド力を確立したとみられる。
総合ランキングで順位を上げた企業を特筆すれば、トヨタ自動車が際立つ。前年の12位から7つもランクアップして5位。前年31位だったソニーは11位に上昇している。
このうち、自動車関連企業では、トヨタに次いでの人気企業は、トヨタグループのデンソ―が前年の33位から19位に浮上。アイシン精機も前年の182位から119位に上昇した。マツダは前年の168位から順位を大幅に上げて77位とベスト100社にランク入りした。
半面、無資格検査問題が発覚した日産自動車は前年の59位から71位に後退。SUBARU(スバル)も前年138位から179位にランクを下げた。
「若者のクルマ離れ」が深刻化する中で、自動車メーカーは、ベスト10入りを果たしたトヨタの次は45位のホンダで、前年の46位からわずか1ランクのアップではなんとも情けない。
《福田俊之》
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