相鉄二俣川駅の清掃にロボット…省力化と清掃品質の向上を目指す

鉄道 企業動向
2月にデビューした相鉄20000形(右)と同じ「ヨコハマネイビーブルー」色となっている清掃ロボットの「TASKIインテリボット」(左)。
2月にデビューした相鉄20000形(右)と同じ「ヨコハマネイビーブルー」色となっている清掃ロボットの「TASKIインテリボット」(左)。 全 1 枚 拡大写真

横浜市西区に本社を置く相模鉄道(相鉄)グループのビルメンテナンス会社・相鉄企業は4月17日、情報通信技術(ICT)を活用した自動清掃ロボットを、二俣川駅(横浜市旭区)の東西自由通路で稼働させると発表した。

「TASKIインテリボット」と命名されたこの清掃ロボットは、清掃品質や作業効率の向上を目指して、清掃機器の製造などを行なっているシーバイエスが開発したもので、あらかじめ記憶されているエリアをセンサーで監視しながら、歩行者や障害物を回避し、自動で清掃を行なう。

駅の営業時間中に稼働させることから、ボディーは人目につきやすい大型タイプにするとともに、所在がわかるようにメロディを発する仕組みを備えており、労働力不足が叫ばれているなか、少人数で質の高い清掃を行なえるとしている。

4月27日から1台が4時間程度稼働することになっており、相鉄企業では「今後は、相鉄線の駅やグループの商業施設などにも清掃ロボットの導入検討を進め、ビルメンテナンス業務のさらなる効率化と質の向上を図ってまいります」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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