トヨタとシェル、大型水素ステーション建設で協力…燃料電池トラック普及へ

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタの燃料電池の大型商用トラック
トヨタの燃料電池の大型商用トラック 全 1 枚 拡大写真

トヨタの北米部門とシェルは4月19日、米国カリフォルニア州ロングビーチ港において、二酸化炭素を排出しない燃料電池トラックの普及を目指し、商用トラック用の大型水素ステーションの建設に向けて協力すると発表した。

この取り組みは、同州のカリフォルニアエネルギー委員会により、港湾・倉庫・配送拠点における水素・充電インフラの整備を支援するCECの「Alternative and Renewable Fuel and Vehicle Technology Program」において、800万ドルの補助金交付の候補に選出された。

正式に承認された場合、シェルは同港湾におけるトヨタの物流拠点に、商用トラック用の大型水素ステーションを建設し、シェルのステーションとして運営していく。そのなかで、2017年10月より同港湾エリアで実証実験中のトヨタのFC大型商用トラックなどが燃料充填に利用する。

トヨタは、FuelCell Energy社とともに建設中の発電施設「Tri-Gen」で、バイオマスから製造した水素を本ステーションに供給する、としている。
電気自動車(EV)『i-MiEV』を一部改良。エクステリアデザイン変更により登録車…

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  4. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  5. 日産の新型セダンが「コスパ最強」と話題に! モビショーで公開後「リーフの半額!」「どうして日本では…」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る