その名は『スターシップ』…シェルの超低燃費トラック

エコカー ハイブリッド
シェルと米国のエアフロー・トラック・カンパニーが共同開発した次世代の超低燃費トラック、スターシップ
シェルと米国のエアフロー・トラック・カンパニーが共同開発した次世代の超低燃費トラック、スターシップ 全 5 枚 拡大写真

シェルは、米国カリフォルニア州ソノマレースウェイで開催中の「シェル・メイク・ザ・フューチャー・カリフォルニア」において、次世代の超低燃費トラック、『スターシップ』を発表した。

このトラックは、米国のエアフロー・トラック・カンパニーと共同開発したもの。ボディは、カーボンファイバー製で、エアロダイナミクス性能を追求したデザインが特徴。ラジエターグリルにはシャッターが付き、冷却が必要ない場合、シャッターは自動的に閉じられる。

6気筒エンジンは、最大出力400ps、256kgmの最大トルクを引き出す。超低速走行が可能で、エンジン回転数は800rpmまで抑えることができる。将来、電気モーターと車軸を備えた独自のハイブリッド電気車軸システムを搭載する予定。これは、最も燃料を消費する勾配を上る際に出力を増大し、車軸は加速と減速のために、エネルギーをバッテリーに送り、充電する。高度なエンジンコントロールとオートメーテッドマニュアルトランスミッションを採用。効率を向上させるとともに、優れた牽引力も実現するという。

また、トレーラールーフに設置された5000Wの太陽電池パネルは、48Vバッテリーを充電。電力を蓄え、照明、ワイパー、ブロアーモーター、メーター類、冷暖房、電子レンジ、その他の電気部品を駆動する充分な電力になる、としている。

《森脇稔》

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