日産自動車の中国法人は4月25日、中国で開幕した北京モーターショー2018において、今後5年間で合計20車種以上の電動パワートレーン車を、中国市場に投入する計画を発表した。
20車種以上の電動パワートレーン車は、日産、ヴェヌーシア、インフィニティ、東風の各ブランドを合わせた台数。2010年に初代リーフを日米市場に投入し、EVのパイオニアの地位を築いた日産が、中国において電動パワートレーン車の新車攻勢に打って出る。
北京モーターショー2018では、日産ブランド初の中国現地生産EVとなる『シルフィ・ゼロエミッション』を発表。インフィニティブランドでは、コンセプトカーの『Qインスピレーション』の車台をベースにした電動車を、中国向けに開発する。
さらに日産は、中国における電動化戦略の一環として、「e-POWER」技術を、今後数年以内に中国に投入する、としている。
5月16日開催【北京モーターショー報告と中国のEV、自動運転セミナー】