日野自動車は4月26日、2018年3月および2017年度（2017年4月～2018年3月）の生産・国内販売・輸出実績（速報）を発表した。
●国内販売、5か月ぶりのマイナス 3月
3月度のグローバル生産台数は前年同月比12.0％増の1万9742台で、9か月連続のプラスとなった。
国内生産は同8.0％増の1万5077台で6か月連続のプラス。海外生産もアジアで増加し、同27.3％増の4665台で9か月連続のプラスとなった。
国内販売は同14.7％減の9763台で5か月ぶりのマイナス。普通トラック市場のシェアは41.7％で、前年同月から2.2ポイントダウンした。
輸出は、北米、中南米、オセアニア、アフリカに向けた輸出が増加し、同8.7％増の7113台と、2か月連続で前年同月実績を上回った。
●国内販売、8年ぶりのマイナス 2017年度
2017年度のグローバル生産台数は前年度比10.0％増の20万1045台で、2年連続のプラスとなった。国内生産は同7.2％増の15万8604台で2年連続のプラス。海外生産もアジアで増加し、同22.3％増の4万2441台で3年連続のプラスとなった。
国内販売は同0.3％減の6万6589台で8年ぶりのマイナス。普通トラック市場のシェアは37.7％で、前年度から0.01ポイントダウンした。
輸出は、北米、欧州、アジア、オセアニア向けが増加し、同9.9％増の8万0419台と5年ぶりのプラスとなった。
