クラリオン『Full Digital Sound』シリーズに新製品…実力を緊急リポート!!

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Clarion『Hi-Res Full Digital Tweeter・Z2H』
Clarion『Hi-Res Full Digital Tweeter・Z2H』 全 7 枚 拡大写真

デジタル音源をアナログ信号に変換せずに、デジタルのままダイレクトにスピーカーへの入力を可能とし、高音質で原音に忠実なサウンドを実現可能な革新のカーオーディオシステム、Clarion『Full Digital Sound』。

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発売開始から丸2年が経とうとしているこのタイミングで、ユーザー待望の新製品がシリーズに加わることと相成った。

その名は『Hi-Res Full Digital Tweeter』、型番は『Z2H』。2018年6月下旬から数量限定(200台)で発売される。

当製品の発売開始が正式発表された4月9日の翌日、当機を搭載したデモカー『SUBARU・BRZ』がカーオーディオ業界関係者に早速お披露目された。その会場を訪ね、デモカーのサウンドを確認するとともに、これに注目する有力カーオーディオプロショップの敏腕インストーラーたちへのインタビュー取材を敢行した。そのリポートをじっくりとお伝えしていく。

■小口径化が図られ、"ハイレゾ帯域"をスムーズに再生可能に。

最初に、『Hi-Res Full Digital Tweeter・Z2H』のプロフィールから紹介しよう。税抜価格は5万7000円(2本1組)。発売開始時期は6月下旬予定。数量限定(200台)での発売となる。

なお、当該製品は『Full Digital Sound』の既存ユーザーのステップアップも想定しているため、ツィーター単体での発売。フルデジタルサウンドプロセッサー『Z3』(サウンドプロセッサー/ツィーター/コマンダー)のツィーターと、"交換"して使うことが想定されている。

従来機とのスペック的な大きな違いは、"再生周波数"にある。『Z3』では1.5kHz~40kHzであったのが、『Z2H』では2kHz~50kHzとなり、高域側が顕著にワイドレンジ化されている。その名のとおり、完全"ハイレゾ音源"対応モデルとなっているのだ。

構造上のもっとも大きな変更点は、"振動板の口径"だ。従来機では25mm口径だったところが、『Z2H』では20mm口径と、5mmの小型化が図られた。これはまさに高域の再生帯域を伸ばすための改良だ。よりコンパクトな振動板で、"ハイレゾ帯域"までをもスムーズに再生することをめざし達成されている。

しかしながら筐体サイズは従来機と同一だ。結果、『Z3』のツィーター用マウントがそのまま使える(配線もコネクターを差し替えるだけ)。トレードイン的に『Z2H』へと換装できるのだ。

また、振動板素材も変更されている。『Z3』のそれは"ピュアソフトドーム"だったのに対し、『Z2H』では"ハイピュアソフトドーム"となっている。この変更はレンジを広げることに加えて、音色的な進化を遂げるためのものでもある。

ところで『Z2H』は、国内外のカーオーディオ製品の数々をディストリビュートしている(株)イース・コーポレーションの専売モデルとなっている。これまでも『Full Digital Sound』を積極的に販売してきた同社に、セールスが一任された格好だ。ユーザーにとっては状況は従来と変わらない(ただし限定200台、早い者勝ち)。

■より柔らかく、より暖かくサウンドが進化。なんとも耳に心地良い…。

さて、『Z2H』が加わったことで『Full Digital Sound』の音はどう変わるのか。それを知るべくイース・コーポレーションが全国の販売店を対象にして4月10日、11日の両日にわたって開催した、『イースセミナー&ショー2018』の会場に出向いた。その中に設けられたClarionブースにて、実機の展示と搭載車「SUBARU・BRZ」でのサウンドデモが行われたのだ。

デモカー「SUBARU・BRZ」に乗り込みその音を確認してみると…。真っ先に感じたのは、"質感の柔らかさ"だった。なんとも耳に心地良い。これまで『Full Digital Sound』を搭載したクルマの音を何台となく聴いてきたが、それらの多くで感じられた"研ぎ澄まされたイメージ" から、より柔和な耳当たりになっていたのだ。高解像度であること、高S/Nであること、レスポンスがすばやいこと等々の基本的なポテンシャルは、進化こそすれ後退している部分は何1つなく、その上で音に温かみが加わったという印象だ。

このように音色が進化した理由は2つ考えられる。1つは「振動板素材が"ハイピュアソフトドーム"となったから」。この新素材が音色をよりスムーズに、よりマイルドに変化させていることは間違いない。

そして2つ目の理由は、「倍音成分がより豊かに再生されているから」。システムにスーパーツィーターを足すと全帯域にわたって音色が豊かに響くようになるものだが、それと同じような効果も得られているのだろう。可聴帯域を越えた倍音までもが車内に放出され、それをまとうことで基音成分の音色がより濃密になっている。

またライブ音源を再生したときの空間描写も絶妙だった。"ハイレゾ音源"に含まれている情報がロスなく再現されリアリティが増している。

『Full Digital Sound』は確実に1歩先へと歩を進めた。これがデモカーの試聴を終えての偽らざる感想だ。

■「高域のレンジが明らかに広がって、サウンドのインパクトも上がった」

当製品の登場とその音をプロフェッショナルたちはどう捉えたのか…。続いては専門家の声をお伝えしていく。

まずは、大阪府に店舗を構える有力ショップ『カーオーディオクラブ』の高橋代表の声を紹介する。

「はっきりと音が変わっていました。高域のレンジが明らかに広がっています。サウンドのインパクトも上がりました。良いツィーターに仕上げられていると思います。"ミッドレンジスピーカー"の登場も待望していますが、それについてはアナログスピーカーを足すことでトライできますし、そちらは次に期待することにしてまずは『Z2H』が出たことを素直に歓迎したいですね。ツィーターを換えるという選択肢が加わり発展性が広がりましたから」

続いては、同じく大阪府の人気店『イースト』のインストーラー藤原さんからお聞きした話を紹介する。

「新展開を待っていましたので、『Z2H』の登場は良いニュースだと思いました。音も良くなっていますしね。今まではどちらかという機械的な印象もしがちだったのですが、『Z2H』を加えたデモカーのサウンドは、よりまろやかで聴きやすい方向に仕上がっていました。透明度も上がっています。付け替えが簡単なので、気分によってツィーターを変えてみる、なんていう楽しみ方もアリだと思います」

次には、群馬県の実力店『ガレージA』の高橋代表のコメントを紹介する。

「デモカーでは『Z2H』によって情報量が上がり、ステージの奥行きと幅も広がっていました。良いツィーターに仕上がっていますね。ところで僕は、"ミッドレンジ"よりも"ツィーター"が先に出てきたことを好感しています。一般的に考えて3ウェイはハードルが高いですから。普段もまずは2ウェイで行けるところまでというアプローチをお薦めすることのほうが多いんですよ。このツィーターなら2ウェイでのベストを楽しみながら追求していけそうですね」

■「能力が高い分、調整幅も広がりそう。好みの音に仕上げやすくなる…」

茨城県の老舗ショップ、『サウンドウェーブ』の根本店長のコメントも紹介しよう。

「デモカーの音を聴いて、高性能であることを実感できました。価格的に考えても、水準は越えています。『Full Digital Sound』は完結型のシステムであるとはいえ、使っている方々はオーディオ好きな方たちです。ステップアップに興味をお持ちだと思うんですよね。このツィーターなら自信を持ってお薦めできます。そして、想像以上に良い音でしたので、次なる展開にも期待が膨らみました。今後も市場に刺激を与え続けてほしいです。応援しています」

東京都の気鋭ショップ、『モービルサウンドテクノロジー』の小川代表からは、以下のようなコメントが聞けた。

「『Z2H』が登場したことを嬉しく思っています。音も良かったですよ。S/Nが増していて、高域の繊細さクリア感も上がっていました。ちなみに『Full Digital Sound』を搭載している方の"ハイレゾ"率は高めですので、"ハイレゾ対応ツィーター"というコンセプトは的を射ていますよね。また『Z2H』に換装すると、能力が高い分調整幅も広がりそうです。好みの音に仕上げやすくなるわけで、そこのところも利点となりそうですね」

最後に、愛知県の実力店『ルロワ』の小山代表のコメントをお届けしたい。

「『Full Digital Sound』は他にはない、Clarion独自の先進的なシステムです。新しいからこそワクワクできる。そういう製品が市場には必要だと思うんです。だからこそ進化し続けてほしいと思っていました。『Z2H』は明らかに再生レンジが広がっていて、それにより低域、中域にも好影響が出ていましたし好印象です。今後の展開としては、上級フルシステムがラインナップに加わってほしいと思っています。システム単位で選択肢が増えるとベストです。この先にも期待したいですね」

■『Z2H』が登場したことで『Full Digital Sound』のバリューが一層向上!

イース・コーポレーションの尾前副社長にも、併せて話を聞いてきた。

「新ラインナップの登場は、弊社としても熱望していましたので、『Z2H』の完成をとても喜ばしく思っています。仕上がりも良いですしね。これに換えることで高域がすっきりと伸びて、かつサウンド全体が豊かに響きます。どんどん音量を上げたくなる方向のサウンドです。

『Z2H』が登場したことで、『Full Digital Sound』のバリューが一層向上したと思います。これをきっかけに、『Full Digital Sound』への注目度もさらに上がったら嬉しいですね。

これからも『Full Digital Sound』を、広くお薦めしていきたいと考えています。カーオーディオの楽しみ方はさまざまであり、製品の選択肢も幅広いわけですが、『Full Digital Sound』が魅力的な製品であることも確かです。得られる満足度も高いですし、今後も注目し続けていただけたらうれしいですね」

もしもこの革新のシステムのサウンドを未体験だというのなら、(株)イース・コーポレーションにお問い合わせの上ショップを訪ね、ご自分の耳でその音を確かめていただきたい。『Z2H』が登場したことにより、その機がさらに熟したことは、間違いない。

『Hi-Res Full Digital Tweeter・Z2H』の発売開始となる6月下旬が待ち遠しい。これを搭載してサウンドを進化させる搭載車が、全国で多々登場することだろう。それらの音をイベント取材等で聴けるのが、今から実に楽しみだ。なお『Z2H』の製品詳細および(株)イース・コーポレーションへの問い合わせ先は、下記Webページでご確認を。

◆Clarion Z2Hの詳細はこちら◆

Clarionの『Full Digital Sound』シリーズに、待望のニューアイテムが追加! その実力を緊急リポート!!

《太田祥三》

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