【ニュル24時間】雨中の激走! トップ争いはAMGとポルシェ、スバルはクラス1位復帰

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ニュルブルクリンク24時間レース2018
ニュルブルクリンク24時間レース2018 全 8 枚 拡大写真

ニュルブルクリンク24時間レースはスタートからちょうど12時間を迎えたところ。予報通りナイトセクションで雨が降り出し、レースも荒れ模様だ。現地は気温16度。ウェット路面。

総合1位は、それまで順調に走っていた911号車のポルシェ911 GT3-Rが脱落し、変わって4号車AMGメルセデスGT3がトップを走行。2位は912号車(ポルシェ911 GT3-R)が同一周回で追っている。3位は47号車(AMGメルセデスGT3)が1周遅れで走行中。予選で強さを見せたポルシェだが、リソースを912号車に集中して、安定した走りを見せるメルセデスを追い上げる。

なお総合4位は7号車、アストンマーティン バンテージGT3(SP9-LGクラス)が同一周回で47号車を追っている。

日本車勢では、総合60位に43号車のレクサスISF CCS-R、67位に42号車レクサスRCFが入っている。それぞれSP8クラスの3位と5位だ。

GAZOOレーシングの56号車、レクサスLCは、序盤のブレーキトラブルによる緊急ピットインと、2度目の緊急ピットインに手間取り総合115位と苦しい展開だ。56号車は予選ではトップ30位が見えているタイムだっただけに、残り後半での盛り上げに期待したい。

90号車、スバル WRX STIも、序盤にパワステオイルの漏れが発生し、ピットでは白煙を上げるほどだったが、メカニックの必死の作業により約50分ほどでコース復帰した。このピット作業でSP3Tクラスの最下位まで転落したが、ラップタイムではクラストップであるため、確実に上位2台(オペルアストラ、ゴルフ7 TCR)を追い上げ、現在総合71位、クラストップを走行中。AWDのスバルは、雨で他車がペースを落とす中、SP8クラスにも劣らないラップタイムで序盤のロスを取り戻した。

レースは折り返し。これからの天候もレース展開も予断を許さない状態だ。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 新型『CLA』を生産するメルセデスベンツ「最新デジタル工場」の現場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る