大型トラックとの正面衝突で乗用車の母子が重軽傷…チャイルドシート

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見通しの良い直線路を走行していた乗用車が対向車線へ逸脱し、大型トラックと正面衝突する事故が起きた。運転していた女性は重傷を負ったが、チャイルドシートに着座していた乳児は軽傷で済んでいる。

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15日午前9時ごろ、福岡県飯塚市内の国道201号パイバスを走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の3人が重軽傷を負っている。

福岡県警・飯塚署によると、現場は飯塚市弁分付近で片側1車線の直線区間。乗用車は高架橋部分を走行中に対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。

衝突によって乗用車は中破。運転していた19歳の女性が足を骨折するなどの重傷。後部座席に設置されていたチャイルドシートに着座していた生後7か月の乳児も打撲などの軽傷を負った。トラックを運転していた38歳の男性も指の骨などを折る重傷を負い、近くの病院へ収容されている。

現場は見通しの良い区間。警察では乗用車側がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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事故を起こした乗用車にはチャイルドシートが設置されており、乳児は適切な状態でハーネスによる拘束がなされていたとみられている。運転していた母親は重傷を負うことになったが、子供のケガが軽傷で済んだのはチャイルドシートが使用されていたからにほかならない。これは忘れないでおきたい。

《石田真一》

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