シェフラー、未来の都市向けEV発表…インホイールモーターとサスペンションを統合

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シェフラー・ムーバー
シェフラー・ムーバー 全 1 枚 拡大写真

シェフラーは5月15日、ドイツで開催した「第11回シェフラーシンポジウム2018」において、未来の都市向けEVコンセプト、シェフラー『ムーバー』を発表した。

ムーバーでは、駆動およびシャーシ部品は省スペースに配慮して、小型ユニットのシェフラー「インテリジェント・コーナーモジュール」内に統合。このモジュールは、4つの車輪それぞれに搭載されており、ホイールハブモーター、スプリングシステムなどのホイールサスペンション、電気機械式ステアリングシステム用アクチュエーターが含まれる。

ホイールモジュールのステアリングシステムは、電気機械式のステアバイワイヤー。ホイールサスペンションは、ステアリング角が最大90度に到達できるように設計され、狭い小道でも車両を操縦でき、限られた駐車スペースでも駐車して人が乗り降りできる。最小回転半径は5m未満のため、都市において非常に高い操縦性を維持するという。

新開発の駆動特性制御システムが、インテリジェント・コーナーモジュールの制御と、ESP、駆動ホイール間のトルク配分、オールホイールステアリングの機能を統合。シェフラーは、車両が横移動する際、乗っている人に横方向の力を感じさせることがほとんどないので、車内で本を読む人などにとって、非常に効果的という。

また、シェフラーモジュールの統合により、ドライブおよびシャーシシステムの全体の搭載スペースが少なくなるのも特徴。車両内に生まれるフリースペースで、乗車人数を増やしたり、荷物のための積載スペースを広げたりすることが可能。ドライブおよびシャーシシステムを変えずに、より長くてより広い車両も実現できるので、それに応じてボディサイズは変わり得る、としている。

《森脇稔》

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