PSA、次世代パワートレイン開発でデジタル化を加速…電動車への導入も視野に

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PSAグループとフランスの「エコール・サントラル」が提携を発表
PSAグループとフランスの「エコール・サントラル」が提携を発表 全 1 枚 拡大写真

PSAグループは5月17日、フランスの「エコール・サントラル」と提携し、次世代パワートレイン開発におけるデジタル化を加速させると発表した。

エコール・セントラルは、フランスの国立の高等教育機関。工学および技術系のエリートを養成しており、フランスでの理工学・技術系における教育機関の最高峰として認知されている。

今回の提携では、総額400万ユーロの次世代パワートレインの研究開発プログラムを立ち上げる。このプログラムでは、パワートレインの設計にデジタルシミュレーション技術の導入を拡大。低排出ガス車の市場投入を、より早めることを目指す。

デジタルシミュレーションは、物理的なテストやプロトタイプの必要性を減らし、開発コストを削減。これにより、エンジン設計にかかる時間を短縮していく。

PSAグループによると、将来的には、実際のテストやプロトタイプなしで、仮想テストだけによる新エンジンの開発は可能という。なお、このプロジェクトは、ハイブリッド車やEVなどの電動車の開発にも導入される可能性がある、としている。
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《森脇稔》

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