JR西日本は5月21日、新大阪駅(大阪市淀川区)の在来線ホーム番号を変更すると発表した。
同駅では、2019年春に全通する予定となっている「おおさか東線」(新大阪~久宝寺間)の乗入れ工事のため、既存の線路を東側へ移設する工事が2011年から開始されたが、その一環として在来線ホームの新設・改良工事が順次進められていた。
現在の在来線ホームは、「1号ホーム」と呼ばれるホーム1面を使用休止し、4面で運用しているが、おおさか東線の工事が完了することに伴ない、7月23日から5面での運用が開始されることになった。
現ホームの番号は11~18番となっているが、休止ホームの使用再開後に現17・18番を19・20番とすると、新幹線ホームの20番と重複してしまうため、6月24日から3~10番に変更。使用休止となっている1号ホームを1・2番とする。
これにより、現在、上下列車が同一のホームを使用している特急『はるか』『くろしお』は、上下が分離され、京都方面行きの上り列車が新たな1・2番ホームに発着するようになるが、おおさか東線の乗入れ時には、同線のホームとなる。